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執筆者の写真NakaseViolin

コンクール納め


今日で生徒さん達のコンクール納めでした。

夏から予選を突破しての全国大会だったり、

一日で結果の出るコンクールであったり様々でした。


初めてのコンクールで最後まで進みトロフィーを持って帰ってきた子や、何度目かの挑戦で初めて全国大会への切符を手に入れた子、悔しい思いをした子、色んなドラマがありました。


二人三脚でコンクールへ向けて準備をし、本番当日は見守るだけの私。生徒さん達の頑張りと、渾身の演奏と、大きな成長にとにかく感心・感動の私です。


そして見えてくる課題。これこそがコンクールの賜物。

審査員の先生方からの講評はもちろんの事、一番側で支えてくださるピアニストの先生からのアドバイスは的確で励みになります。


コンクールを受ける意義とは?


昨日今日に行われた、

子供のためのヴァイオリン・コンクールin刈谷

は私自身子供の頃毎年受けてきたコンクールです。

クリスマスの時期、年末のこの時期に開催されるのでとにかく寒かった記憶しかありません笑


子供の頃はコンクールを受ける意義など深く考えた事はなかったけれど、

きっと先生は、私達を送り出す度にコンクールを終える度にこの経験が何かしらの糧になって欲しいと考えてくれていたんじゃないかな?と指導者の立場になって思います。


コンクールにせよ、発表会にせよ、人前で演奏するからには演奏する曲と深く関わることになります。


▶︎この曲はどんな物語りだろうか。

▶︎ここはどんな風に歌おうか。

▶︎ここはどんな音色が素敵だろうか。etc...


考える事はとても多く、終わりがなく、一つの正解があるわけでもない。

学校でのテストや勉強では、大抵一つの正解にたどり着く。でも音楽には有難くも難しくも正解がない。


自分なりの答えを見つけるという難しい課題に取り組む中での努力や苦労、その中で見えてきた答えを胸に演奏する時は、自分もワクワクし、時には聴いている人から「感動」という素敵な言葉も返ってくる。そこから得られるものは達成感や自信といった心の成長。これが人前で弾く=コンクールを受ける意義だろうか。


そして音楽という“一つ”の事にひたすら取り組む時間。とても貴重。


「今までの練習の成果が出せた!」

「ピアニストの先生と一緒にハーモニーの明るさ暗さの練習が楽しかったから、本番も楽しく弾けそう!」

「この緊張感は嫌いではない。🏅取りたい!来年も出る!」

「自分なりの音楽をできた。でも悔しい!」

などなど、生徒さんから出てきた言葉を聞くとコンクール挑戦は何かしらの糧になったかな、なっていくかなと少し安心。


何はともあれ、頑張った生徒さん立派でした!応援&サポートの親御さんも本当にお疲れ様でした。

そして、身体中の神経をフル稼働して生徒の演奏をサポート+底上げしてくださったピアニストの先生方に大大大感謝です。


さっ、先生も来年度の計画を立てて生徒さん一人一人にあったレッスンプランを考えていくぞ〜〜〜!!!←これが一番大事🔥

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